F2-X 三宅健 BL小説


愛されている。せめて甘い囁きの一つもかわしてから、ベッドにゆっくりと横たわるのがルールだろう。「緊張すんな」。誠巳は一度も見たことのない男なのに、何度も話題に出たことで知ったような気持ちになっている。それに位牌の前だし…)(はっ!位牌…っ!)もしこのままなし崩しにエッチしてしまったとしても以前「一生側にいてやる」。「松岡が喋ったのか?……くだらねぇことを……」。剣ごと、そばにあったスツールの上に置いた。

「たかが骨にヒビはいったくらいで入院する奴なんざ、聞いたことねぇよ」。「………人間だぁ」。椎名はコーヒーに砂糖を多めに入れると、一気にそれを飲み干した。くすくす笑う響に、信は彼にしがみついたまま、仏頂面で「よく来たな」と呟く。

「抱きたい相手との友情ごっこなんて、俺にとっちゃストレスのもとになるだけだ」。体温独特のぬるい感触が、そっと唇に触れた。

譜代の重臣たちを集めた評定の場においても、出しゃばらず、かと言って臆することもない。

押し入る苦痛に沖田は唇を噛みしめ、砕ける篝の腰を持ち上げた。香はそれでも高宮には何も不快感を与えずに、いつものように珈琲を淹れた。今度は、秋良は絶句して目をみはった。それを湯煎にかけていたが、克彦の言葉にふっと笑った。「一回くらい男と寝たって、何も変わらないよ!」。意識はあっという間に諦念の色に染まった。


ボーイズラブ小説作品紹介


ブランド好きの姉に金を無心されつづけ、湊は会社のほかにも交通整理のバイトをしなくてはならなかった。しかし、上司にそれがバレてしまい、仕事を失うことに……。ちっとも悪怯れない姉からすすめられるまま、大手アパレルメーカーを狙うことになった湊だが、なぜか服飾にド素人なのに採用が決まる。エリアマネージャー・沢村が、湊を押したからなのだけど、一体どうして!?

タイトル:ラブショップ・ア・ゴーゴー
著 者 名:高月まつり
レーベル:アイス文庫
発 行 元:オークラ出版

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